ペンシルバニアの救助隊が、ゴールデンレトリバーのお母さん犬の助けも借りて奮闘の末、実に20時間もの間岩に挟まれていた子犬を助け出しましたというニュース。
アメリカWATE.comから、長時間にわたる子犬の救出劇の様子がニュースになっていました。
ある日曜日の夜、ペンシルバニア州に住むナディア・デリカティさんの飼い犬で、生後八か月になるゴールデンレトリバーのブランディが行方不明になりました。
飼い主のナディアさんはブランディを探しましたが見つけられず、ナディアさんの呼びかけにも応じなかったのでとても心配していました。
すると、我が子の危機を察したブランディのお母さん犬であるベイリーさんが、その優れた嗅覚を駆使して子犬を探し出し、
ナディアさんを子犬の所に案内してくれました。
ナディアさんが見つけた時には、ブランディは岩の下の穴にきつく頭を挟まれており、吠えることすらできない状態だったそうです。
ナディアさんは急いで救出を試みましたが、どうしても子犬を穴から引き出すことができなかったため緊急の911番に電話をして助けを求めました。
最終的に子犬の救出には消防士五人がかりでの作業となったので、ナディアさん一人では何もできなかったでしょう。
そうして彼らは大変な時間と労力をかけて子犬が挟まれた岩の穴を広げるためにバールを差し込み、頭が抜ける程度に岩を持ち上げてブランディを救出しました。
ブランディは長時間の奮闘で疲れ果て、ひどくお腹をすかせていましたが、足に小さなケガを負った意外は無事でした。
救出されたブランディはすぐさま飼い主のナディアさんのもとに駆け寄りました。
「それはまるで映画のワンシーンのようでしたよ」
救出に携わった消防士の一人が言いました。
飼い主との再会を堪能したあと、ブランディは自分を助けてくた人々にも駆け寄って感謝を示して回りました。
もちろんナディアさんも、消防士たちに深く感謝しました。
「無事に助けることができて、それにたくさんのキスと愛情をブランディからもらったから」
消防士たちは語ります。
「だからとても幸せな気持ちなんだ」
五人がかりで救出って、どうしてまたそんなことになっちゃったんでしょうね。
生後八か月では、まだまだやんちゃな子犬。
はしゃぎすぎてしまったのかもですが、無事に救出されて本当によかった。
救助隊の方々も本当にお疲れさまでした。
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